畑の副産物から生まれた、
堆肥可能、地球にやさしい新素材
日本の伝統技術とテクノロジーを掛け合わせた
“EUMIS skin” 誕生
EUMIS skin
革や紙に匹敵する、柔軟で耐久性のある質感で、
植物の特徴を生かしたユニークな風合い。
本革、合成皮革に置き換えられる新素材として
日本で初めて、全て植物由来の原材料から
『EUMIS skin』は産まれました。
『EUMIS skin』は、食用には適さない
農作物の廃棄を多く使用しており
生物学や微生物の力を活用して作られます。
そのため、ほとんどが天然物で
口に入れても安全なほどナチュラルな
原材料からできています。
香り、色、手触り…
私たちはこれを植物の個性と捉え
可能な限り、その特徴を生かした
素材作りを行ないます。(PAT.pending)
THE LIFE CYCLE OF"EUMIS skin" 素材の循環について

ABOUT THE
MATERIALS
原材料について

KAKISHIBU
柿渋とは、まだ青いうちに収穫した渋柿を搾汁し、発酵・熟成させたもののことを言います。日本では古くから、柿渋を塗料や染料、あるいは万能民間薬として、幅広く暮らしに取り入れてきました。
柿渋はカキタンニンという特有の成分を持っており、その特異性から、素材の強度や耐水性を上げることができます。
私たちの使用する柿渋は、国内産渋柿にこだわり、未利用資源である摘果柿を全国の柿生産者から買い入れをし、柿渋として生まれ変わらせています。
栽培放棄の柿を買い入れすることで、その地域の活性化、また、農地環境の悪化も防ぎたいと考えています。

Fibnano
Fibnano [ファイブナノ] は、てん菜由来の糖蜜を原料に酢酸菌が“発酵”して作られたセルロースナノファイバー。
酢酸菌により作られた繊維は天然物ながら、繊維が均一で、きめ細かく、レザーに強度を与える事ができます。そして、原料のてん菜は、北海道農業に欠くことができない輪作体系の1つの作物。
てん菜由来の糖を食品以外にも利用する事で、輪作体系の維持、北海道の1次産業に貢献しています。
日本では、北海道の草野作工株式会社のみ製造しています。
このほかにもさまざまな植物由来の材料を加え、混ぜ込む野菜やフルーツ(の廃棄)によって素材の色、質感、厚みに変化が付き、豊富なバリエーションが生まれます。
Our Founder
Suemi Tsumenaga / 爪長 季美
環境問題に取り組む仕立て屋

幼い頃から服作りを始めた設立者は、ファッションの原点である少数民族訪問の旅をする中で、一切無駄のない自然のサイクルに基づいた物作りを学び、大量生産ではないオーダーメイドの仕立て屋としてキャリアを積んできました。
在米中、コロナ禍をきっかけに環境問題や畜産動物の扱われ方に疑問を持ち、多くの課題を抱えるアパレル産業にも変化が必要だと痛感。“自然の循環ともの作りの共存” のために、植物の廃棄からなる新素材『EUMIS skin』が産まれました。
『EUMIS skin』を通して、本来誰もが持っている、自然や生き物に対するピュアな愛情を思い出すことができるはずです。従来のものを否定するのではなく、これからの時代の新しいライフスタイルの楽しみ方として、より自分らしく生きるための選択肢として『EUMIS skin』は存在します。
Contact
現在 EUMIS biomaterials では、製造ができ、共に
未来を創ことができる
パートナーを募集しています。
詳しい内容についてはお問い合わせ下さい。